うまくいかないときは拗ねているとき!拗ねを辞めると大事にされるし愛される

1.何をやってもうまくいかないときありますよね

日々の生活でこんなことを感じることはないでしょうか?

仕事で努力しているのに上司からの評価が低い、あの上司嫌いだ。
彼氏や旦那さんを立てて機嫌を取っているのに私を大事にしてくれない、彼氏や旦那なんなん。
友達の愚痴を聞いてあげているのに私の話は聞いてくれない、自己中ってほんと無理!

拗ねていると

「どーせ私のことなんてどーでもいいんでしょ」という怒りとともに周りにいる人が敵に見えて、つい攻撃的になる。
「誰も自分のことなんてわかってくれないんだ」と悲しみに支配されて、深い孤独を感じる。

そんなときに幸せそうな人を見たらもうイライラマックス!
「どーせ自分なんて・・・」とさらに気持ちは真っ黒に染まっていく。

こんな風に、相手に対する不満と怒りが湧いて自分がどんどん嫌な人になっていく感覚を体験したことはないでしょうか?

拗ねるとイライラするし落ち込む

こんな時は「誰も自分のことを大切にしてくれない」「何もかもうまくいかない」と感じ人生が終わるような絶望感を味わっているかもしれません。
懐かしいですね、私にもそんな時がありました笑

では、このようにイライラして攻撃的になり「何もかもうまくいかない」と卑屈になって絶望を感じる時、心の中では何が起こっているのでしょうか?
その原因を知り、解決法を実践することでうまくいかないと感じていた人生がうまく回りだします。

  • 本当はみんな味方だったんだ
  • 実はこんなに大切にされていたんだ
  • 幸せな人と同じように自分も幸せな気分を感じられる

拗ねを辞めたらハッピー

あの真っ黒だった気持ちが嘘のように晴れて澄み渡り、喜びと安心感に満ちていきます。

びっくりするほど世界が変わっていくので、楽しみにしていてくださいね。
今まで苦しく何をやってもうまくいかなかったのは、あなたのせいではなく今日の内容を知らなかったからです。

ぜひ、この話を実践して周りの人たちから大切にしてもらいながら、「うまく回る人生」に変えていってくださいね。

2.うまくいかない原因

それでは、早速その原因について話をしていきます。
人生がうまくいかない原因は一言で言うと「拗ねているから」です。

そうです、「拗ね」なんです。
小さな子どもが「プンッ」てするやつです。

うまくいかないのは拗ねているから

「そんなこと!?」と思った方もいるかもしれませんが、本気の話です。

拗ねというのは子どもがするものという幼稚なイメージがありますが、実は、大人たちも平然な顔をして内心は大いに拗ね散らかしていたりします笑
では、拗ねとはどんな状態なのか、イソップ物語の「酸っぱい葡萄」を例にして話します。

あるキツネが高い木の上に美味しそうなブドウを見つけますが、木が高くてどうやっても手が届かなくて諦めます。
その時にキツネは「あのブドウは酸っぱくてまずいはずだ」と言い残して去っていきます。

拗ねの代表例

本当はキツネはブドウをを食べたかったのですが、「欲しいものが手に入らない」ことを素直に悲しんで落ち込むのではなく、「あのブドウはどーせ酸っぱいからいらない」と葡萄の価値を下げることで自分の気持ちを落ち着かせようとしたんですよね。
その心理が拗ねです。

本当は仕事で認めてほしいんだけど、「どうせ自分は認めてもらえない」と諦めてしまったり。
本当は彼氏や旦那さんに優しくしてほしいのに「どうせこの男はダメ」と決めつけ相手に辛く当たってしまったり。
友達に自分の話も聞いてほしいのに「どうせ私と話しても面白くないから」と保身に走り相手の話を我慢して聞いたり。

そんな風に、自分の思い通りにならなかったときに「どーせ」と斜に構えることを「拗ね」と言います

かくいう僕も、心のことをやるまで実はずっと拗ね散らかしてました笑
親から認めてもらえなかった経験から「どうせありのままの自分は認めてくれないんだろ」と拗ねていたんですよね。
しかも、それは親に対してだけではなく社会全体に対して拗ねてしまっていました。

認めてくれないと拗ねてました

「どーせ俺のことなんて誰も認めてくれないんだろ」と心の中で拗ねながらもやっぱり認めて欲しくて人の言動ばかり気にしていました。
そうすると、自分を認めてくれていないような言動ばかり目に入ってくるんです。

「あ、あの人にあしらわれた!自分には興味がないんだ」
「あの人は自分のことをバカにしている!」
「くっそー、見返してやるぅー!」と負のモチベーションで当時は頑張っていました。

そんなときは周りがみんな自分を認めてくれない敵に見えるので「負けるわけにはいかない」と一人で強情を張り、周りに助けを借りることもできないんですよね。

相手を敵視して寄せ付けず、
自ら一人になり孤独を感じながら、
他人や社会に対して恨みの気持ちを持ちながら生きることになります。

これでは相手が自分に近付きたくても近付けません。
自ら周りの人たちとの間に壁を作り人からの優しさや愛情も「そんなものいらない」と拒否し自分の拗ねの中で自分を孤独にさせていくので人生はうまく回っていかないんですよね

そして、驚くことに、自分が拗ねていることに無自覚な人も多いのです。
私も心のことを学ぶまで自分が盛大に拗ねていることに気づいていませんでした。

気付いたときは衝撃的ですよねそんな子供じみたことをしていたなんて笑
心のことを学ばなかったら周りを敵視しながら腹黒い嫌なヤツのまま生きていくところでした。

だからこそ、今、自分が拗ねていることに気付いたとしたらぜひ拗ねを辞めてください。
それによって人生がうまく回りだす大きなきっかけになるのです。
まずは自分が拗ねていないかぜひ内観してみてくださいね。

私の講座に来られる方の9割は拗ねているので、あなたも拗ねている可能性は高いかなと思っています。

3.拗ねを辞めるのには

ではここから拗ねを辞める方法について2つ説明していきます。

3-1.ただ落ち込む

まず、1つ目の方法は「傷ついたときはただ落ち込む」です。
人は傷ついた時に「どうせ」と拗ねがちなんですが、なぜ拗ねるのかというと自己防衛したいからです。

  • 葡萄が手に入らなかったときにおいしい葡萄が手に入らないままでは自分の気持ちが済まないから「どうせあの葡萄は酸っぱいんだ」と拗ねたら自分を正当化することができる
  • 「どうせ自分は認められない人間だから」と拗ねて、上司に対する期待を下げておけば、仕事で認められなかったときの傷つくダメージを減らすことができる
  • 彼氏や旦那さんを「どうせこの男はダメ」と相手をダメ男扱いすることで彼氏や旦那さんが優しくしてくれなくても、やっぱりダメ男だからなと自分の心を保っておくことができる

こういった具合に、傷ついたときに自分を正当化して心の平安を保ったり、次に嫌なことが起きたときのダメージを減らすために自分や周りに対する期待値を下げておく。
そうやって自分を守る防衛心理が働きます。

この拗ねる心理は自然なことなんですが、拗ねたままでいると

  • 周りが敵に見え、自ら人を寄せ付けず
  • 誰も認めてくれていないし愛してくれないように感じ、
  • 孤独感を感じる

事になってしまいます。

だから、傷ついたときはそのまま傷ついて落ち込んだらいいんです。
自分を正当化して心のダメージを減らすのではなく、ちゃんと傷ついて落ち込む。

拗ねを辞めるにはちゃんと落ち込む

それが「拗ね」とは反対の「素直」さです。

拗ねることに慣れているとここは少し胆力が必要になるんですが、
嫌な出来事が起きたときに傷つき、それを拗ねに変換してしまうのではなく、
「悲しい出来事が起きたときは傷ついて悲しむ」、ここで止めてほしいんですよね。

ちゃんと悲しんで自分の気持ちを消化してあげたら拗ねになることはありません。
ぜひ、嫌な出来事が起きた時は悲しんでただ落ち込む、これを実践していってください。

過去に拗ねてしまい今拗ねている場合でも同様で、過去の出来事に対してそのまま落ち込んでください。
そして、拗ねを辞め、素直なスタンスになっていってくださいね。

僕も親から認めてもらえなかった経験を拗ねにするのではなく、「あぁー、親から認めてもらえなくて悲しかったなぁ」と一度しっかり落ち込むことにしました。
「どうせありのままの自分は認めてくれないんだろ」と相手を付き離すのではなく、ただ落ち込む。

すると、「どうせ」という斜のスタンスが辞められたんですよね。
当時の僕は「認めてくれなかった悲しさ」を直視したくなかっただけだったんです。
その悲しさを直視し、拗ねを辞めることで親や社会との心理的な距離が無くなり「すでに認められている感」まで感じました。

「拗ねるのではなく素直に落ち込む」
それだけのことなんですが、感じ方は180°変わりました。
ぜひ、「素直に落ち込む」やってみてくださいね。

3-2.心を開く

2つ目の拗ねを辞める方法は「心を開く」です。
拗ねているときは相手に心を開かず、相手に愛情を渡すことをしないし相手からの愛情も受け取り拒否します。
こうやって自ら心を閉じてしまうので「一人で孤独」な感覚が広がっていくんですよね。

拗ねを辞めるには心を開く

だから、心を閉じるのではなく開いていってください
具体的には、「素直に自分の心のうちを話す」や「人に頼る」ことです。

例えば、上司に認められないときに「自分なりに努力しているのに評価が低くて悲しいです」と言ってみたり、仕事で分からないところがあれば「分からないんで教えてください」と頼ったりすることです。
また、彼氏や旦那さんに対しても二人の時間が欲しかったら「私との時間を作ってほしい」と伝えたり、やってほしい事を気軽に頼んだりしていきます。
友達に自分の話も聞いて欲しいなら、「私の話も聞いて欲しい」と素直に伝えてみるといいですね。

ここで、「もし、自分が相手に頼ってもそれを相手がやってくれなかったら!?」と疑問が湧いて来たかもしれません。

そんな時はどうしたらいいかというと、「素直に落ち込む」ですね!
「どうせやってくれない」と自分の殻に閉じこもって拗ねに戻ってしまうんじゃなくて、ただ落ち込んで次にいけばいいんです。

そうやって、話すことや頼ることをしながら心を開いていくことで拗ねを辞めることができます。
孤独どころか愛されている実感を得ながら毎日を暮らしていってくださいね。

拗ねをやめてみんなの輪の中で生きる

4.うまくいかない悩みのまとめ

いかがだったでしょうか?
人から大事にされていなかったり何もかもうまくいかなかったりするときは実は拗ねて自分の殻に閉じこもっていることが原因です。

人生うまくいくことばかりではありませんが、それで拗ねてしまったら、殻に閉じこもり孤独になり何もかもうまくいきませんからね。
ぜひ、拗ねを辞めて素直になって愛情を受け取れるスタンスで生きていってもらえたらと思います。
周りに愛され認められて、人生がうまく回りだしますよ!