人にイライラされて落ち込む心理と解決法

生きていたら誰でも人にイライラされてしまうこと、あると思います。
上司に怒られたり、姑にイライラされたり、友達の機嫌が悪かったり、子どもにイライラをぶつけられたりすると、とても辛いですよね。

イライラされて自分責め

相手がイライラしていることで、イライラせてしまったことを後悔し、「なんて私はダメなんだ」と落ち込むかもしれせん。
後悔して落ち込むことはとても辛いものです。
また、イライラさせた相手に次に会うのも気が重くなってしまいますよね。

この記事では、「相手にイライラされても落ち込まなくなる方法」を説明していきます。
世の中では「人にイライラされたら落ち込むのは当然」と考えられていますが、イライラされても落ち込まなくなれるのです!

イライラされても気にならない

これはここでしか話されてない方法なので、ぜひ最後までご覧くださいね!

1.イライラされて落ち込む原因

では落ち込まなくなる方法を紹介する前に、なぜ、人にイライラされて落ち込むかというところから説明していきます。
人にイライラされて落ち込むのはなぜかと言うと『自分責め』をしているからなんです。

「人をイライラさせる自分はダメだ」と失敗した自分を否定したり、「なんで私はいつも気が利かないんだ」と自分のダメなところをあげつらったり、「人を怒らせる自分には価値がない」と自分を追い込んだり、私なんていなくなってしまえばいい」と自分を攻撃したり、人に嫌われてしまう私はダメ」とダメの烙印を押したりこのように自分のダメなところを自分が否定して責めることを『自分責め』と言います。

この自分責めをしていると、心は傷つきとても苦しい状態になります。
落ち込んだり、イライラさせた相手に会うのに気が重くなるというのも、
自分が自分を否定して責めているから落ち込み、また同じことが起こるのではないかと気が重たくなるのです。
逆に、人をイライラさせても自分責めをしなければ人がイライラしても苦しくなく、人から怒られても「そんなに怒らなくていいのにな~」と気楽なスタンスで相手と接することができます。

人からイライラされて落ち込む人と、人からイライラされても気楽でいられる人の違いは「自分責めの有無」です。
イライラされて落ち込む人は自分責めをしているし、イライラされても落ち込まない人は自分責めをしていない、ということです。

では、なぜ人にイライラされて自分責めをするかというと、「人をイライラさせることはダメなこと」と思っているからです。

2.人をイライラさせてもいい

そうではなく、「人をイライラさせてもいい」んですよね。
人をイライラさせることをダメなことだと思い込んでいるだけなので、その思い込みを解いていきます。

人をイライラさせてもいいことが分かると、驚くほど楽に生きることができ、人の機嫌にビクビクすることがなくなります。
実際、人にイライラされても気楽に過ごしている人は、人がイライラすることを問題視していません。

人にイライラされることをダメなことだと捉えていないんですよね。
自分もそんな風になれたらいいなぁと思ったこと、みなさんも1度くらいはあるのではないでしょうか?
人にイライラされても問題視せず気楽に過ごせるようになる、今回の話はそんな夢のような方法なんです。

3.イライラされても落ち込まなくなる方法

ではここからどうしたら「人をイライラさせてもいい」と思えるようになるかという話をしていきます。

まず、「人をイライラさせてもいい」と自分に語り掛けます。
イライラされてもいいと語り掛け
今まで何千回と「人をイライラさせてはダメだ」と無意識のうちに自分に言ってきてるので、今度は「人をイライラさせてもいい」とこれまでの逆を何回も何回も自分に語り掛けてください。

そして、「人をイライラさせてもいい」と自分に語り掛けながら相手の前で自由な言動をしてみてください。自由な言動
自由な言動をしながら、「自由にしていいんだ」「相手をイライラさせてもいいんだ」と自分に教えていくつもりで、自由な言動をしていってみてください。

もし、自由な言動がよくわからない場合は、次の3つを試してみてください。

3-1.相手の言いなりにならない

まず1つ目は「相手の言いなりにならない」ということです。
例えば、自分の仕事が終わってタイムカードを切って帰ろうとしたときに、追加の仕事を頼まれたとしたら、相手の言いなりにならないというのは、「断る」ということです。相手の言いなりにならない

相手の言いなりにならないことで、「相手の言いなりにならなくていい」ということを自分に教えていきます。
それによって「相手をイライラさせてもいい」と思えるようになります。

3-2.相手の機嫌を伺うことを辞める

2つ目は、相手の機嫌を伺うことを辞める、です。
相手が怒っていても機嫌を取らないし、相手が悲しんでいてもフォローをしません。
相手の機嫌をどうにかしようとすることを辞める、諦める、ということです。
ご機嫌伺いを辞める

相手の機嫌を伺うことを辞めることで、「相手の機嫌を伺わなくてもいい」ということを自分に教えていきます。
それによって「相手をイライラせてもいい」と思えるようになります。

3-3.マイペースにやってみる

3つ目はマイペースにやってみる、です。
相手が急いでいる場合でも、相手に合わせて急ぐのではなく、自分のペースで仕事をしてみます。
マイペースにやってみる

マイペースでいることによって、相手のペースに合わせなくても良いこと、「自分のペースでいい」ことを自分に教えていきます。
それによって「相手をイライラさせてもいい」と思えるようになります。

以上のように、「人をイライラさせてもいい」と自分に語りかけながら

  • 相手の言いなりにならない
  • 相手の機嫌を伺うことをやめる
  • マイペースにやってみる

を日常生活で試してみることによって、

「人をイライラさせてもいいじゃん」
「なんで今まで相手の顔色ばっかりうかがっていたんだろう」
「相手がイライラしても私には関係ないや」
という感覚になります。

そうすると、人にイライラされても落ち込まず、家に帰ったあとに「私はなんてダメなんだ」という自分責めの気持ちも湧いてきません

「あぁ、なんかあの人怒ってたなぁ、余裕がないのかなぁ」
「すぐイライラする人なんだよなぁ」
と、イライラされたことを問題視することがなくなり、日々気持ちよく生きていくことができるようになるのです!

人にイライラされて落ち込んで、苦しい時間を過ごすのではなく、人にイライラされても「どこ吹く風」といった気楽な感じで毎日を過ごしてもらえたらと思います。